実務情報

ERP・EDI連携を計画するポイント

インターフェース開発前に、責任、データの意味、例外処理を合意することが重要です。

業務イベントを定義

何がデータ交換を開始し、誰が責任を持ち、何をもって完了とするかを決めます。

データ契約を明確にする

必須項目、コード、タイミング、重複、訂正、バージョン管理を文書化します。

失敗を前提に設計

検証、再実行、通知、照合、運用担当者の例外解決方法を含めます。

エンドツーエンドでテスト

現実的な件数、時間、取引先動作、セキュリティ、復旧シナリオを確認します。

詳細確認リスト

  • インターフェースの業務取引・目的
  • 顧客、品目、参照データの正本
  • 項目、形式、コード、必須値
  • 件数、時間、遅延、業務締切
  • 重複、遅延、欠落、拒否時の処理
  • 認証、暗号化、証明書、取引先責任

注意すべき兆候

  • 所有権ルールなしで双方が同じ項目を更新
  • 正常メッセージのみテストし例外未確認
  • 送受信側を照合する合計がない
  • 取引先テストデータが本番実態と大きく異なる
  • 証明書・接続先更新の責任者がいない
  • 手動再処理で重複が発生する可能性

実務的な進め方

合意

業務取引、責任者、成功結果を合意します。

対応付け

項目、コード、変換、検証を仕様化します。

統制

セキュリティ、重複防止、ログ、復旧を定義します。

テスト

単体、E2E、例外、照合テストを実施します。

運用

監視、照合、安全な再処理、取引先情報を管理します。

確認すべき指標

業務目的に直結する少数の指標を利用し、行動につながらない指標を増やしすぎないことが重要です。

取引成功拒否・手動修正なしで完了したメッセージ。
処理時間合意した業務時刻内に完了した取引。
照合送信側・受信側の件数・状態一致。
復旧負荷人の調査・再処理が必要な項目。

マネジメントが確認する質問

  • 各データ項目の所有システムはどれか
  • 双方が処理完了をどう証明するか
  • 拒否取引の修正を誰が判断するか
  • 重複なしで再処理できるか
  • 取引先変更・証明書をどう管理するか

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